かばんの歴史
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 豊岡かばんの起源は「杞柳細工」にあります。その歴史は古く奈良時代に始まり、江戸時代に産業として確立しました。明治の中期に三本革バンド締めの柳行李に工夫が加えられ、漆を塗りその上に錠前を取り付けることを考案して「新型鞄」として世に出ました。 これが豊岡かばんの起こりといわれています。

 その後「ファイバー鞄」が誕生し、軽くて強靱で安価、需要も高まり、豊岡の主要産業として発展していきました。さらに、ビニールテックスなど新素材を取り入れたオープンケースの生産が始まり、輸出もアメリカを中心に急激なのびを見せました。
 品質技術面では、品質ラベルの表示や化学品検査協会登録認定工場制度などにより品質は向上し、生産面でもコンピューターミシンなど新鋭の機械設備が導入されるようになりました。

 現在では、ビニール素材などの合成皮革を使ったかばんは、全国一の生産を誇っています。起源となった「杞柳細工」は伝統的工芸品に指定され、新しい感覚を取り入れて、インテリア用品としても使われるようになっています。そして消費者ニーズの多様化、デザインの高度化が求められており、次第に天然皮革を使用した鞄づくりへとシフトしてきています。